きいちご日誌

チームきいちごのメンバーによるブログです

大衆浴場、お風呂に一緒に入る…?

こんにちは。チームきいちごです。

まだコロナが不安ではありますが、それでもできたら海開き海やプールに行きたいと思う気持ちはあります。何せ日本の夏は暑さとジメジメがしんどい…!

 

そんな夏は、全く嬉しくないですが痴漢や覗きといった犯罪も多く発生する季節です。

薄着になる、海やプールでは水着になる。それは普通の事なのに、犯罪に晒される。はっきり言って犯罪を犯す人が良くないです。ですが、どこにいるか分からない手前、悲しいですが自衛が必要な面も出てきてしまいますよね。

 

さて、今回はそこに少し近いかもしれませんが…大衆浴場、異性の親子で一緒に入る…?いつまで?というお話です。

話の前に大前提として、

・子どもの命の安全が最優先である事。

・子どもの安全の為であるならば、異性であろうと親が付き添う事は何ら非難される行為ではない事。

・本来、悪質な事を考えている相手が絶対的に悪い事。

をお伝えしておきたいです。

 

まず、異性の親子というのは、ようは「お母さんと息子くん」「お父さんと娘ちゃん」という事です。

時代もありますが、昨今は家にお風呂がある事が多いでしょうか。昭和の時代は家にお風呂が無い、あっても沸かすのが今よりも大変…という事もあって大衆浴場を使用する回数が今より多かったところがあります。大衆浴場でお風呂に入って、出た後の牛乳とかコーヒー牛乳とかフルーツ牛乳とか美味しかったなぁ…

 

回数は以前より少ないかもしれませんが、とはいえ大衆浴場…温泉もですね。に入る機会は今もあるかと思います。

そんな中、最近は子どもの性別とは違う方へは入れない、入れたくないという話が随分聞かれています。

殆どの理由は、程度は違えど「子どもを知らない人がいやらしい目で見ている事がある」という事です。

ただ、これは相手を捕まえて指摘している例はあまり聞かれないので、あくまで大人が、親が見ていて、これはおかしいと思う…もしくはお子さん自身が嫌な感じがした、子どもの時そう思った事を大人になって思い出した(もしくは覚えていた)という状態によって語られています。

だからといって、被害は無い。思い過ごしだ、という事はできない…と私たちは考えています。

日本では、犯罪が起きてはじめて犯罪と認められる場合があります。勿論、未遂案件でも犯罪として認識される事もあります。ですが一番いいのは、犯罪になる前…大きな傷(身体も心も)を追う前に、未然に防げるものは防ぐ事かと思います。

その目線に立った時、大人が「こんな危険がある」と声を上げる事は不自然な事ではないでしょう。

 

お風呂という施設の性質上、基本的に裸になる必要があります。少し大きくなると「前は隠すんだよ!」と教えられる事もあるでしょうが、子どもがいつもそこに頭がいくかと言われると、難しいですよね。走るなと言っても走るものですし…

勿論、小さい子どもがお風呂場にいれば、他の大人も大丈夫かな?と気にはなるかもしれません。それが悪いわけではないのです。

プールにいる痴漢の様に、悪い事を考える人は普通の人と何食わぬ顔で混ざっている…それが悲しいですが現実に発生する状況になります。

一緒に来ている大人は、そうした悪い事を考える人から子どもを守りたいし、守る義務も発生します。ですが裸になる必要がある空間では、守るにしてもやはり限度がありますよね。

その時、「異性の大人と一緒に入る、いつまで入るか」という事が問題になってきます。

 

チーム内で話していて、まず一番いいのは「同性の大人と性別に合った方に入る」事。これは、身体を洗ったりという面でも安定していると感じます。

とはいえ、例えば一人親であるとか、片方の親が男女の兄弟を連れてくるとか…そうした時については、悩むところもあるなと。

 

一例として「父、息子、娘」の時、もし娘さんがそれなりに大きくなっている…自分一人で身体も洗えるし、よほど危険な事はしない場合においては、娘さんだけ女風呂に行くのは可能かと思います。

ですが、娘さんがまだ小さい…自分では身体を洗えない、まだまだ一人では危険がある場合は、やはり父親、息子さんと一緒に男風呂に入る方が良いと感じます。

これはあくまでも自衛に基づいた話で、本当はそんな心配が無いのが一番ですが…。どんな人がいるかなんて、誰も分からないのも事実です。

 

また上の話から、「いつまで」という点については「子どもが一人で身体も洗えるし危険も殆どない」事が第一条件かと思います。

 

このお話、ここまで読んで下さった方の中には

「こんな事言われなくても知ってるし、普通そう考えるよ」

という方もいらっしゃるかもしれません。

防犯意識が高い事は、本当に素敵だと思います!ですが

「え?気にしすぎじゃない?」

という方もいるのも事実ですし、また悪意のある人が稀に紛れているのも悲しいですが事実です。

男風呂女風呂…同性のお風呂であっても、悪意を持った人がいる場合もあります。また男性から女の子への悪意を思い描く人が多いかもしれませんが、女性から男の子への悪意が絶対に無いわけではありません。

悪意…までいかなくても、ふとした言葉が子どもを傷つける事もあります。同性の大人からの「私が子どもの頃はもっとがっしりしてたぞー!」とか、異性の大人からの「あら立派ねー!」なんていう方…。それは相手が子どもであってもセクハラです。大人の同性でも比べられるような事は言われたくないとか、女の人が胸が大きいと言われるのと同じで、嫌な思いをする子どももいるのです。

できる事なら、子どもたちの安全や心のために一度考えてみてあげて下さい。

 

また、大衆浴場には色んな方がいて、家族だけではありません。公道と同じで、自分たちだけのマイルールがまかり通るというわけにはいきません。それは大人は勿論ですが子どもも同じです。

最低限の大衆浴場でのルール…危険なので走らない、他人の事をじっとみない、子ども同士や大人の人の身体について言わない、大騒ぎしないなどなど、そうした事を一緒に行く大人の方は教えてあげて下さい。

 

お風呂って気持ちいいですよね。癒されるし1日頑張ったなー、と感じたりします。子どももお風呂が好きな子はたくさんいると思います。夏は汗が流れてスッキリですし!

みんなでお風呂、楽しみましょうー!

お風呂前と湯上りの水分摂取は忘れずに!!